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 ☆ wa・ta・ga・shi ☆

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2004 10.18 「部長とデ~ト」by梅ちゃん


18日の朝、まだ動けずに和室で寝ている母に朝食を持っていき、
今日は午前中仕事を休んで母を病院に連れて行くという父に、
後のことを頼んで出勤する。
スペイン風邪はしつこく治らないし、
昨日の部活にも参加できなかったし、今日のデートも無理だろう。。。
それより母が骨折でもしていたら、これからうちの中はいったいどうなってしまうんだろうと、
私は暗い気持ちで仕事をしていた。
ところが午後、母に電話すると意外にも母は
「あのねえ、ずいぶん良くなってね、だから病院にも行かなかった。
昨日1日動かさなかったのが良かったのかしらねえ」という。
ビッコを引きながらも家の中ならかろうじて歩けるらしい。
私はすぐさま「本日のデート参加します!」とるんちゃんとぴよりんにメールを打った。
仕事が立てこんでいるので、ちょっと遅くなってしまったけど、
急いで3人が食事をしているという心斎橋へ向かう。
るんちゃんに指定された8番出口を出ると、丁度日航ホテルの地下にでる。
あれ?日航ホテルのレストランなのかな?
るんちゃんに電話すると「そりゃ反対側やでぇ~~」と笑われた。
いつもいつも堂々と方角を間違える私なので、彼女は今回も私が間違えたと信じて疑わない。
(でもほんとはるんちゃんの指定した出口番号が違っていたのです)
→。。。ごめん。。。陥れようとして。。。爆!

更に私がそごうと大丸を勘違いしていて話がぜんぜん通じない。
通りの名前を言ってもらえればわかるんだけど、
るんちゃんは兵庫県の人なのでもちろんこの界隈には詳しくない。
結局さんたさんが迎えに来てくれることになった。
→「お願いだから歩くな!止まって!止まって!!」と言ってたのはさんたさんで~す。

すいません、部長。結局皆がいたイタリアンレストランは、昔よく来たことのある店だった・・・。
なんだここだったのか。そう、このお店美味しいのよ~。
お値段も良心的やしね♪
ちゃんと私の席もお料理も取っておいてくれていた。ありがとー!!
追加でパスタを注文することになり、メニューをみると
「おぼれダコのなんちゃらかんちゃらのパスタ」
という名前のパスタがあった。
皆で妙に受けてそれに決定!
しかし果たしてタコが溺れるものだろうか?
ぴよりんが「足がつったんとちゃう?」というので爆笑!
店員さんに「溺死したタコのパスタね~」と頼むと
「ハイ」といってちゃんと持ってきてくれた

ここで部長に「さんたさんの彼女ってどんな人?
ねえねえ~~。私たち皆さんたさんに振られたんだから聞く権利がある!」
などと無茶苦茶な論理で迫ったが結局答えてくれなかった。
恥ずかしいんだって(笑)
→相手は女優だな。。。ふふふ☆

次に部長はるんちゃんにしつこくせがまれて、I様に電話をしたが
「あ、出た!」といった瞬間切られていた。わははは~~!
「もしかして部長の背後にわたしらがおるってわかっててわざと切ったんかな?」
とるんちゃんは被害妄想に陥っている。
何度かかけてようやくI様の「もしもし」という声を聞くに至ったが、
またもや電話はつながらなかった。
部長が悪戦苦闘している間、私は例の「アドリアン」についてぴよりんから説明を求められていた。
しかしここでその詳細を書くと私の神秘性がなくなるので、敢えて公開しない。
(ほんとは書くのがめんどくさいだけ)
心斎橋からは家が遠いぴよりんは、今夜あんまりゆっくりはできないという。
でも次のお店に行かなくては!
急いでデザートを食べ終え、お会計しようとするとなんと全員細かいお金がない!
「トラベラーズチェックでいいですか~?」
などと間抜けなことを言っている間に、
取り敢えずさんた部長がまとめて支払ってくれ、
私たちはレジでもたもたと両替をしてもらい、時間をロスしてしまった。。。
さて、今日の最終目的地である「70年代の店」
(だっけ?名前違ってたらごめんなさい)へ。
るんちゃんとぴよりんが京都で(一方的に)お友達になった方のお店だ。
るんちゃんが持っているちらしには「ギター貸します」と書いてある。
るんちゃんは「今日は何を歌ってもらおうかな~?
昨日は私がリクエストした曲、ことごとくシーちゃんに却下されたから、あれとこれとそれと・・・」
おいおい、昨日はずいぶんさんたさんに歌ってもらったって聞いたのに、まだ歌わせるんかい!(笑)
そこはこじんまりとした落ち着いた感じのお店で、
店内にはカウンターと、小さなテーブル席が二つほど、
そしてギターとマイクが片隅に置いてあった。
スレンダーな雰囲気のある女性がひとりカウンターに腰をかけていて、
カウンター内には優しそうなマスターがいた。
その女性はジジさんといって、苦楽園のライブにもこられていたそうだ。
乾杯もそこそこに、さんたさんはギターを持って歌ってくれた。
あまり歌を知らない私は、るんちゃんがリクエストする曲がほとんどわからない。
でもさんた部長の声はいつ聴いても本当に美しくて、知らない歌でもなんでも
ただ耳を傾けているだけで心地よい。
何曲目かが終わったときに、私も思い切ってリクエストしてみることにした。
「あの~~さんたさん、ニック・カーショウ・・・」
「できない!」
・・・・よく考えてみればトンチンカンなリクエストでありました。
気を取り直してISSの曲をお願いすることに。
「演奏ツアーやって~!」
「一人で歌うと寂しい曲だなあ」といいつつ、リクエストに答えてくださるさんたさん。
ところが歌いだすと突然、そこに静炉巌さんの歌声が!
「!?」
その正体はいつの間にかマイクを握り、ISSのCDの歌詞カードを取り出していたマスターでした。
髪型もこころなしか静炉巌さんに似てるし、影武者か!?
それにしてもいきなりでよく歌えるなあ~~~。
「聞き込んでるからね」とマスター。
そっかあ~すごいな~。
ずっとずっと聴いていたかったけど、残念ながらぴよりん、タイムアップ。
私も帰宅して娘(犬)を散歩につれていかなければ。
でも短くも濃い贅沢な時間でした。
私とぴよりん、るんちゃんの3人は「さんたさんと知り合えてよかったね!」
と互いの幸運を喜びあいながら帰途に着いたのでした。
さんたさん、そしてるんちゃん、ぴよりん
楽しい時間をほんとにありがとうね~!


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